とは言っても始めから病院を受診するのは、ハードルが高いと感じる方もいるのではないでしょうか?
逆行性射精の大半は原因不明とされますが、糖尿病や前立腺の手術も逆行性射精に起因すると言われています。
男性不妊の根本的な治療法には、精索静脈瘤手術(ナガオメゾッド)、精路再建術、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症治療がありますが、有病率から考えると、一般的には精索静脈瘤手術(ナガオメゾッド)が生殖機能を改善させる唯一の方法と言えます。
監修 田中 雄大 医師(メディカルパーク湘南) 「漢方」の「西洋薬」との違いやメリットを解説 男性不妊にも効果があるってホント?
何らかの免疫異常で抗精子抗体(精子を障害する抗体)、特に精子不動化抗体(精子の運動を止めてしまう抗体)を産生する女性では、抗体が頸管粘液内にも分泌され、例え運動性の良い精子でも通過を妨げてしまいます。また卵管内にも精子不動化抗体は分泌され、人工授精で精子を子宮腔の奥まで注入しても、卵管内でその通過が妨げられてしまいます。受精の場面でも、精子不動化抗体は精子が卵子と結合することを妨害し、不妊症になることがあります。
精索静脈瘤のための手術では、精巣とつながる静脈を遮断することで新たな血行路を形成して血流の改善を図り静脈瘤の消滅を行います。
■泌尿器科医 ■生殖医療専門医 ■性機能学会専門医 ■性科学会セックスセラピスト
一般精液検査 - 男性不妊 原因 精液や精子の量的性状の検査で、質的性状(受精能力)は含まれない。
泌尿器科的検査の診察では、睾丸・精巣の大きさの測定や精索静脈瘤の有無を触診で確認します。より詳しく観察するためにエコーを使った検査や採血で内分泌機能・遺伝子検査を行っていくのです。その他の検査は、採血まで行って原因が不明の場合や症状に合わせて行います。
トーチクリニックでは、医師による診断や治療のカウンセリングに加えて、心理カウンセラーが心理的な負担や人に話しにくい悩みなど、医療での解決が難しい「お困りごと」について一緒に考える機会も提供しています。
不妊症は女性にだけ原因があると思われがちですが、実際には約半数で男性側に原因があるのです。
流行性耳下腺炎(おたふく風邪)などに伴って、精巣が痛みを伴いながら腫れてくることをいいます。精巣炎の治癒後、精子数の減少をきたすことがあります。
不妊治療に取り組むパートナーは、子どもを出産して育てていくという目標に向かっています。しかし、男女の体や心理の差から、不妊治療を苦痛に感じるよ...続きを読む
ただし実際に精液中にどのくらい精子がいるか、精子が動いているかどうかは、精液検査を行って確かめる必要があります。